NVIDIA JetsonからAzure CosmosDBへ接続
Jetson Nano セットアップ
https://developer.nvidia.com/embedded/learn/get-started-jetson-nano-devkit
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像1-1024x703.png)
各部の名称などの説明しているページです。 [Next Step]をクリックして次に進んでください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像2-1024x804.png)
本体の他に必要なものを説明しています。
OSイメージをダウンロードしてSDカードへ書き込み、SDカードをjetoson本体に差し込んで起動するため、インターネット接続できてSDカード書き込みができるパーソナルコンピューターが必須であり、本体以外付属品は同梱されていなので、以下もご用意ください。
・USB接続のキーボードとマウス
・HDMIまたはDisplayPort接続のディスプレイ
・SDカード(最低でも32GB UHS-1)
・電源(webで“ACアダプタ microUSB 3A”にて検索するとヒットする)
[Next Step]をクリックして次に進んでください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像3-1024x712.png)
[Jetson Nano Developer Kit SD Card Image,] をクリックするとダウンロードが始まります。しばらくかかるので次の手順に進みます。
[INSTRUCTIONS FOR WINDOWS]をクリックしてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像4-1024x719.png)
[SD Memory Card Formatter for Windows]をクリックしてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像5-1024x800.png)
ページの下端までスクロールしてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像6-1024x596.png)
[Accept]をクリックしてください。
SDカードをフォーマットするためのプログラムをダウンロードします。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像7-1024x714.png)
エクスプローラでダウンロードしたファイル(SDCardFormatter...zip)を展開してください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像8-1024x669.png)
展開してできたファイル(SD Card Formatter...exe)を開いてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像10-1024x780.png)
[Next]をクリックしてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像11-1024x777.png)
[I accept...]をクリックして[Next]をクリックしてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像12-1024x780.png)
[Next]をクリックしてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像13-1024x780.png)
[Install]をクリックしてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像14-1024x780.png)
Launch the programにチェック(☑)を入れて、[Finish]をクリックしてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像15-913x1024.png)
SDカードのドライブ名を確認して[フォーマット]をクリックしてください。
フォーマットが完了したらブラウザに戻ってください。
下の画面までページをスクロールしてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像16-1024x820.png)
OSイメージをSDカードに書き込むためのプログラムをダウンロードします。
[Etcher]をクリックしてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像17-1024x712.png)
[Download Etcher]をクリックしてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像18-1024x674.png)
(INSTALLER)の行の[Download]をクリックしてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像19-1024x768.png)
ダウンロードしたファイル(balenaEtcher...)を開いてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像20-1024x549.png)
[保護を解除して開く]をクリックしてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像21-1024x636.png)
[同意する]をクリックしてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像22.png)
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像23-1024x629.png)
先にダウンロード開始したOSイメージ(jetson-nano...)を展開してください。
Etcherのインストールが完了すると下の画面が表示されます。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像24-1024x647.png)
[Flash from file]をクリックしてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像25-1024x476.png)
OSイメージファイルを開いてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像26-1024x647.png)
[Select target]をクリックしてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像27-1024x642.png)
①SDカードのドライブを確認して、②☑を入れて、③[Select 1]をクリックしてください。
Show 1 hiddenはWindowsドライブを表示するのでクリックしないでください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像28-1024x647.png)
[Flash!]をクリックしてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像29.png)
書き込みと確認に10~20分ぐらいかかります。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/09/CoffeeGIF.gif)
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像30-1024x660.png)
右上の[X]をクリックして終了させてください。
SDカードはドライブとしては取り外した状態になっています。パソコンから抜いてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像31-1024x686.png)
JetsonNanoにSDカードを挿入してください。開発者キットの場合、ヒートシンク側の基板裏側にソケットがあります。SDカードを図の向きで差し込んでください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像32-1-1024x844.png)
SDカードをカチッというまで奥に押し込んでください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/08/画像33-1024x958.png)
HDMIケーブル、キーボードとマウス、ACアダプタを接続して電源を入れてください。
OS セットアップ
初回起動時に、System Configurationのウィンドウが表示されます。
ライセンスの許諾についての説明なので、[I accept...]に☑をいれて、[Continue]をクリックしてください。
言語の設定では下端に「日本語」があるので選択して[続ける]をクリックしてください。
キーボードレイアウトで適切な設定をしてください。
どこに住んでいますか?(タイムゾーン設定)は地図上でTokyoをクリックしてください。
あなたの情報を入力してください、で表示される項目の意味は以下の通りです。
コンピュータの名前:コンピュータ間での通信に使用します。
ユーザー名の入力:=ログイン名のことです。
パスワードの入力:ログインするときのパスワードです。
- あなたの名前:ログイン時に表示される名前です。
- コンピュータの名前:コンピュータ間の通信に使います。
- ユーザー名の入力:=ログイン名です。
- パスワードの入力:ログイン時のパスワードです。
APP Partition Sizeには最大値(Maximum accepted sizeに表示されている値)を入力してください。
Select Nvpmodel Mode ではパフォーマンスの設定を行います。MAXNを選択して、[続ける]をクリックしてください。
システム設定のプログレスバーが表示されます。しばらくお待ちください。
設定が完了するとOS画面が表示されます。
![](https://developer.nvidia.com/sites/default/files/akamai/embedded/images/jetsonNano/gettingStarted/Jetson_Nano-Getting_Started-desktop.png)
Azure セットアップ
Azureの無料アカウントを今すぐ作成する
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/09/画像1-1-1024x260.png)
Jetsonのブラウザ [ chromium web browser] を起動して、Azure portal(https://azure.microsoft.com/ja-jp/get-started/azure-portal)よりアアクセスして検索欄にて"サブスクリプション"と入力して、表示されたサービスからサブスクリプションをクリックしてください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/09/画像2-1-1024x243.png)
[+追加] をクリック
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/09/画像3-1024x653.png)
サブスクリプション名を入力してください。
課金アカウント、課金プロファイル、請求書セクションは、左の[ ]をクリックして選んでください。
![](https://ewiki.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/09/画像4-1-1024x642.png)
サブスクリプションディレクトリは、左の[ ]をクリックして選んでください。
管理グループはルート管理グループを選んでください。
サブスクリプション所有者にはメールアドレスを入力してください。
[レビューと作成]をクリックしてください。
![](https://public.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/09/画像20-1024x515.png)
[New Database]をクリックしてください。
![](https://public.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/09/画像21.png)
Database id の部分に任意のデータベース名を入力してください。ここではIoTEdgeDataCBとしています。[OK]をクリックしてください。
![](https://public.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/09/画像22.png)
次にデータベース名をクリック→[New Container] をクリックしてください。
![](https://public.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/09/画像23.png)
Database idは先ほど入力したデータベース名を選択してください。
Container idに任意の名前を入力してください。ここではDeviceTelemetryとしています。
![](https://public.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/09/画像24.png)
下端までスクロールしてください。
![](https://public.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/09/画像25-1.png)
[OK]をクリックしてください。
コードのダウンロード
jetson nano で下記URLへアクセスしてファイルをダウンロードしてください。
https://drive.google.com/file/d/1V7rMtiBVNIetNS09_sV2LxwIgp0IwkyD/view?usp=sharing
画面上のをクリックしてください。
![](https://public.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/09/画像19-1024x663.png)
ダウンロードしたzipファイルをダブルクリックしてください。
新たにひょうじされたウィンドウの[Extract]をクリックしてください。
![](https://public.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/09/画像20-1-1024x578.png)
さらに下に表示された[Extract]をクリックしてください。
![](https://public.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/09/画像21-1-1024x388.png)
[Close]をクリックしてください。
![](https://public.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/09/画像22-1-1024x526.png)
zipファイルを解凍したフォルダでマウスの右ボタンをクリックしてポップアップメニューを表示させてください。
[Open Terminal]をクリックしてください。
以下順番にTerminalに入力してください。
各行入力が終わったら都度Enterキーをおしてください。
sudo apt update
sudo apt install python3-pip
pip3 install -r requirements.txt
コード編集
jetson_cosmos_sample.pyをダブルクリックしてください。Editerが起動します。
53行目から56行目にデータベースの設定項目があります。
# Cosmos DBの設定
URL = "(CosmosDBキーURL)"
KEY = "(CosmosDBプライマリキー)"
DATABASE_NAME = "(データベース名)"
CONTAINER_NAME = "(コンテナ名)"
Azure PortalのCosmosDBからコピーして貼り付けていきます。
![](https://public.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/09/画像23_cosmos-1024x386.png)
Azure portalの検索欄にcosmosと入力して [Azure cosmos DB]をクリックしてください。
![](https://public.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/09/画像23-1-1024x316.png)
またはAzure CosmosDBのアイコンをクリックしてください。
cosmos名をクリックしてください。
![](https://public.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/09/画像24_cosmosDB-1-1024x517.png)
cosmos名をクリックしてください。
![](https://public.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/09/画像25_cosmosKeys-1024x669.png)
左メニューの[キー]をクリックしてください。
URLの右端にあるをクリックするとURL文字列がクリップボードにコピーされます。
editerで開いたjetson_cosmos_sample.pyの53行目、(CosmosDBキーURL)の部分に貼り付けてください。
PRIMARY KEYの右端にあるをクリックすると、
が表示されるのでクリックしてください。
editerで開いたjetson_cosmos_sample.pyの54行目、(CosmosDBプライマリキー)の部分に貼り付けてください。
55行目(データベース名)の部分に登録したデータベース名を入力してください。
56行目(コンテナ名)の部分に登録したコンテナ名を入力してください。
編集内容をSaveしてください。
サンプルメッセージの送信
ターミナルで、python3 jetson_cosmos_sample.pyと入力してenterキーを押下してください。
サンプルデータが送信されると、以下のようなメッセージが表示されます。
{'timestamp': '2023-09-14 16:26:30', 'temperature': 22.17}
CosmosDBに登録されていることを確認するには、CosmosDBのデータエクスプローラを開いてください。
![](https://public.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/09/画像26-1-1024x551.png)
CosmosDB->CosmosDB名をクリック、左のメニューにある[データエクスプローラー]をクリックしてください。
順にデータベース名、コンテナ名をクリックしてItemsをクリックしてください。
![](https://public.kyokko.jp/wp-content/uploads/2023/09/画像26.png)
sample_id...をクリックすると、先ほどJetsonNanoから送信したメッセージの内容を確認することができます。