Sigfox無線モジュール(トリプル)の使い方について
[1] 無線モジュールを、ホストボードに接続する
無線モジュールを、ベースボードに接続します。
ベースボードと、電源ライン、シリアル通信ラインの接続が必要です。
[2]無線モジュールの設定を行う
ベースボードから、シリアルコマンドにより、無線モジュールの設定を行います。
※デフォルトで利用する場合は、設定不要です。初回設定後は、2回目以降の設定は不要です。
設定項目例:
無線モード(Sigfox / IEEE802.15.4k/g)、固有ID、周波数(チャンネル)、アンテナ(外部・内部)
[3]データを送信する
ベースボードから無線モジュールに対し、Sigfoxクラウドまたは、対向無線モジュールへ送信したいデータをシリアルコマンドで送信します。
[4]受信データを確認する
A)Sigfoxへ送信した際に、Sigfoxクラウドで受信された例です。
98765432というデータを本無線モジュールから送信し、Sigfoxクラウドで受信された様子を示します。
B)2台の無線モジュールでデータを送受信した例です。
左側が送信機で入力したコマンド、右側が受信機側で受信された様子を示します。
送信に成功すると、送信機のホストMCUに、OK (ACKと同義)が返ります。送信失敗時は、NGが返ります。
受信機側では、データを受信すると、「AT+RECV: 送信機のID, データ」がホストMCUに送信されます。
本例は、シリアルコンソールツールによるものです。実際は、ホストボードのMCUで制御します